高速動作に対応した回路設計技術

回路設計技術

「高速ディジタル回路設計技術」はますます進展していますが、その結果、以下のような新たな問題が発生しています。

  • 省電力        : 低電圧動作→ ノイズマージンの減少
  • 高速動作      : 波形の時間変化が急峻に →ΔIノイズの増大
  • 高密度・複雑実装 : 電磁的干渉、結合、クロストークなど増大

プリント回路をはじめとする電子装置は複雑かつ高密度化しており、直接電磁場を解析することができません。この「回路設計技術」の急速な進展と「電磁波制御技術」の欠如のギャップは大きく、不要電磁波の制御も含めた新たな設計理論が、緊急かつ将来の技術発展のために極めて重要であると考えられます。

「高速ディジタル回路」においては、電磁波特性をも考慮したディジタル回路基板上の部品配置や、論理回路を高周波の電磁波回路として扱う設計技術が必要です。当社は、新たな次世代ディジタル回路設計理論の構築に向けての取り組みを始めています。



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高速動作シミュレーション基板設計

高速動作シミュレーション基板設計

画像データ等データ容量の増加に伴う高速化ニーズに従い、プロセッサ、メモリの高速化が進んでいます。それに伴い、その性能を100%引き出すためには、より高度な信号伝達技術が要求されます。

当社では、伝送線路シミュレーションツールによりシミュレーションを行い部品レイアウト、信号パターンの最適化を行い、試作評価の段階で試行錯誤的なロスを最小限として、トータル開発期間の短縮および開発費の低減を図ることができます。また、実機では確認困難な条件のシミュレーションを行うことにより製品信頼性の向上を図ることができます。



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ルネサスSHマイコンの高速動作応用例

ルネサスSHマイコンの高速動作応用例

ルネサス エレクトロニクス製SHマイコンを搭載した応用システム例です。 図に示すPCIアドインカードは、「高速処理が可能なPCIカード」というお客様のニーズに対応するため開発したカスタムボードです。

CPUにはSH7780(SH-4Aコア、400MHzで動作)を採用し、メインメモリにはDDR-SDRAM(160MHzで320Mbps)を採用し、汎用I/FであるPCIにはSH7780のPCIコントローラと接続することにより、シンプルな構成でお客様のニーズを満足しました。

また、本製品は高速なDDR-I/F部について伝送線路シミュレーションを行い、ソフトウェア開発では、リアルタイム性の優れたμITRONを実装しリアルタイムマルチタスク制御を実現しました。ソフト面、ハード面両面からシステムトータルで高速化を実現した応用例のひとつです。

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